ルート営業にすることになりましたが、自分は向いてないんじゃないかと思って不安です。
向いてる人と向いてない人を教えて下さい!!
僕自身、ルート営業は営業の中でも楽しい営業だと思っています。
しかし、向いておらずやめていってしまう方も多く見てきました。
僕の会社でも入ってすぐにやめてしまったり、重圧に耐えきれなくなってしまった方もいました。
やめていった方を見ていくうちに向いている人、向いていない人が分かってきたので、これから営業職に就こうと思っている方、自分にはルート営業が向いていないと思ってしまっている方に向けてこれからお伝えしていきます。
ルート営業に向いている人5選
①偉い人や有名人の話を聞いたり本を読むのが好きな人
ルート営業の仕事は既存顧客に新商品を販売したり、継続して商品を使っていただくための営業活動ですが、本当の仕事は顧客の話を聞く仕事だと思っています。
顧客の中でもルート営業では新規営業とは違いアポイントを取って社長や役員、支店長などの役職の高い方とお会いすることが多くなります。
つまり役職の高い方の話を聞く仕事ということになります。
もちろん例外はありますが、役職が高くなるにつれて物事の考え方や会社のあり方などをお話しいただくことが多くなります。
そのような話を聞くのが好きかどうかが大切になります。
僕は学生時代に居酒屋でホールのアルバイトをしていました。
少し高い居酒屋でしたので会社の会食や忘年会などに使われることが多かったため、役職の高い、いわゆる偉い人と接することが多くありました。
居酒屋ではお酒も入っているためか話しかけていただけることもよくありました。
そのような方々から、社会人とはこうあるべき、俺はこう仕事をしてきた、ほかの会社とはココが違う、などさまざまなことを言われてきました。
人によっては酔っ払いに絡まれてかわいそうと思うかもしれませんが、僕はそのような話を聞くのが好きでしたので全く苦になりませんでした。
それが今の営業活動でも生きています。
②雑談が好きな人
偉い方にお会いするともちろん話を聞くだけでなく、特にマニュアルにないようなプライベートな事や好きな事、モノなど様々なことを聞いていただけます。
その時には自分のことをお話しし、そこから会話が生まれていきます。
その会話からお互いを知って、人間関係を深めていきます。
その雑談が好きと思える人はルート営業が向いていると言えます。
③人間関係は狭く深くの人
僕は人間関係を無理に広げるのが苦手です。
そして表面上の知り合いやあんまり仲良くない友達も苦手です。
ルート営業はまさに狭く深くお付き合いをしていきますのでそんな人にはうってつけです。
もちろん表面上のお付き合いというのは社内や取引業者など多々ありますが、ルート営業先では仲の良いお客さんとお話しする、そんな仕事です。
④昔から世渡り上手と言われてきた人
狭く深くと言ってもそれだけではありません。
新入社員の方、月に1度だけ出社される会長さん、取引のある会社の別部署の方などともお会いしたり、お話ししたりする機会もあります。
そして特に受付の方や事務員さんとはどうしてもご挨拶だけ、要件をお伝えするだけになってしまいがちですが、案外事務員さんが会社で発言権があったりします。
関係ないからと無愛想にしておかない、誰にでも印象を良くできる世渡り上手な人が向いています。
他の職種でももちろん世渡り上手であることの方が良いとは思いますが、深い人付き合いをする以上、ルート営業では特に必要となってきます。
⑤人見知りな人
意外に思うかもしれませんが、人見知りな人も向いていると思います。
そもそも人見知りな人は営業なんてできないと思われるかもしれませんが、僕の会社のルート営業社員、みんな人見知りと公言しています。
人見知りだからこそ、商品の知識を勉強したり、話し方のテクニックを調べたりして成長していきます。
ルート営業先の方はそういった営業マンの成長も見てくれています。
案外、そういう人見知りだったり話すのがしどろもどろになってしまう人でも、ルート営業であれば長年の会社同士の付き合いもあって優しく接してもらえますし、自分自身の成長にもつながります。
まとめ
ルート営業に向いている人についてお話しました。
僕の個人的としてはルート営業は楽しいということをお伝えしたいです。
営業先の方と仲良くなれば友達にしゃべりに行く感覚で営業できますし、新規営業に比べてノルマも少ないことが多いです。
向いてない、やめたいと思っている方も、営業活動をしなくては、、と意気込まずに顧客と仲良くなる仕事と思ってやってみると楽になるかもしれません。
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